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サンダヴィンチ プロジェクトの狙い


プロダクトデザインに挑戦!

IM (中級クラス) 3Dプロジェクト!(3ヶ月)

テーマ:20代オシャレ新卒サラリーマン向け貴重品ケース

塾生/M.F(短期大学卒)

3D講師/長町 志穂(プロダクト・デザイナー/Lem空間工房主宰)

 

初級講座を経てIM中級クラスに入り、後期では各自の目指す進路(ART、2D、3D)のプロジェクトを集中して行う。プロジェクト・テーマ(課題)は、本人が提起したものをプロの講師が計6回、現実の仕事と想定してサポートを行う。ここではプロダクト・デザイナー志望の藤原さんの制作進行過程をご紹介します。

 まず、4個のプロダクトデザイン案を考えてきたので講師に見てもらう。 しかし、それらはコンセプトや用途が全く異なるもので、デザインのプロセスから言うと、最初にスケッチから始める、という 流れではおかしいとのことで早速ボツをいただいた。
授業の中で、まず誰が使用するのか(ターゲット)が大事、という話を聞き、今まで何度かコンペに出品してきたが、その点があいまい だったな、とつくづく感じた。
なんとなく自分と同世代の女性が使うものというくくりでしか考えていなかった。漠然としていた点を反省。
授業の 後半にアイデアの出し方のレクチャーがあり、私は本当に考え抜いて いなかったんだなと実感した。 ターゲットを絞って考え抜くという点で、この授業で初めてきちんと したデザインの勉強をしていると思う。今までも人に説明できるよう様に 理由ありきで制作をしていたけれど、いつも真ん中にいたのは自分 だったのでまだ自由さがあった。自分がこれが良いと思うという 点を一番前に持ってくることもできた。

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 貴重品ケース→ ”○”←金庫の間の物を作ろうと考えてきた。
上記の一行を最初に話した時点でアウトが出た。いきなり複合的なものを作るのは 間違っていると言われ目が覚めた。既存品をリサーチして、その不足点やターゲットの欲しているものをかき集めて、最終的に複合的なものを作るのは良いが、最初からその線でいくのは多いに間違っていると指摘された。

 複合的なものというか”無い物”を作ろう、といつもそこから始めていたのでそもそもが間違っていたということをこの授業で知る事ができて本当に良かったと思った。
正直、貴重品ケースとそのターゲットを20代の新卒男子という一番結びつかなそうなものを何で選んだんだろう、と後悔した。途中で貴重品ケースか20代男子のどちらかを他の物/ターゲットと変更しようかと思ったが、一番結びつかないものをどうにかできたらおもしろいな、と客観的に考えその結果を期待してしまったので、なんとかこの二つで継続することにした。

 

 

   a)プレゼンテーション風景

 

 
b)コンセプトシート

 

c)商品ターゲットリサーチ

 

 
d) アイディアスケッチ1
 
 e) アイディアスケッチ2

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前回から今回にかけて、思いのほかコンセプトのまとめに時間がかかった。その分、コンセプトシートは自分の考えをまとめる事がちゃんと出来て講師にも納得して頂けたようだった。(※画像b) でもアイデアスケッチ(※画像d,e)を見せると、頭の中が整理できていない、と言われた。

 自分では整理具合が少しはマシになってきたと思っていたが、それでもまだなんだかぼやけていた。そこで次回までに、きちんと整理してくるという課題が出た。

  前回の授業で講師の指摘に納得して聞いていたのに、実は、いざアイディアを構築する方法として教えて頂いたマトリックスを作ろうとしてもまとまらない。終いにはまとめ方が合ってるのかどうかも分からない、という始末だった。

  今回の授業のときにきちんとまとめ方を聞いておかないとまた同じことの繰り返しになると思い、再度整理の仕方を聞いておいた。

  今までのコンペのときもそうだったけど、やりたいことがあってもうまくまとまらない、自分のやりたいことなんだからうまくまとめれるはずだ、と思っても結局ぐちゃぐちゃのままだった。何とかなるか、ぐらいで放置していたので出来上がってもきちんと人には説明できなかった。今回の授業から、整理をすることを真剣に学んで今後に生かしたいと思う。これを放っておいたら今後何かをデザインしようにも堂々巡りだと思う。

  また、素材の研究も徹底的に行うことが必要とのこと。形ばかりにとらわれているのはやはりプロダクトの分野では特に間違っていると思った。これもまた骨が折れるような作業だと思うが、素材は自分が今一番気になっていることなので、いいタイミングで取り組めると思う。それから、スケッチの練習ももっと必要とのこと。時間との戦いになりそうな気がした。がんばろう。

 

 上からf、g、h、i)マーカードローイング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 前回から今回の授業までの2週間、サボることなく我ながらきっちりとアイデアを考え、マーカースケッチに精を出した。(※画像e. f, g, h)しんどかったがやることはきっちりやった、と思っていたので今回で制作物をスケッチの中から決定して模型まで…と考えていた。

  マーカースケッチはほめてもらえた。しかし結果はまたNG。前回の授業の際に「アイデアはキラキラしている。」といわれたので、完全に勘違いをしてそこからはあまり動かさない方が良いものだと思い込んでいた。そもそもそこから間違っていた。アイデアをもっとひねってこないといけなかったのに、ひねっていなかった。しかもケースは四角形ということで大体スケッチをしていたが、これこそが固定概念でつまらないアイデアになってしまっていた。

  時間がないので、一つのアイデアにしぼってその模型を作ってくることになったが、そのつまらないアイデアのままで終わらせる訳にもいかないのでグラフィックデザインを考えることになった。

 そのアイデアは白でシンプルなものだが、そのアイデアが一般に売り出されているとして、その別バージョンを発表、という設定。誰しもがかっこいいと思うような魅力のあるグラフィックデザイン。その為に20代男子の好む、色、素材、パターンのリサーチを資料にまとめて講師宛にメールで送付することになった。


 

    j)、スタディモデル




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 作った模型を見て頂いた。模型といってもどのタイプの模型を作れば良いのか…また、模型を作ることによってなにをスタディすれば良いのかと考えていたが結局完成した物はスタディモデル(※画像j)だったと判明。作ることによって引き出しの引き具合がどうとか、実際はこの大きさでいいのか、ということを判断する材料になった。 そこで長町さんからお聞きして驚いたのが、作った模型の角の部分や引き手の形や大きさなど、色んなことがデザインになるということ。当然だけど大まかに作ることに必死になっていてそこまで全くといっていい程気が回っていなかった。また、当然のことながら用途にあわせてその細かいデザインが都度都度変わる、それを考えるのがおもしろい、と。 何でそんなことに気づかなかったんだろう、と目からウロコだった。同時にこれはおもしろい!と思った。私の勉強しようとしてることはすごくおもしろいことかもしれない!とわくわくしてきた。

  最終回はプレゼン形式で、皆の前で発表した。(※画像k、l、m)

とにかく2枚のプレゼンボードをはじめ、全体的にいろいろな角度からご指摘をいただいた。時間がなかったということもあるが、全ての基礎が出来ていないし、なんせ自分でも納得出来ない模型とプレゼンボードで挑んだので、駄目だろうなと思う所はドンピシャで指摘された。


今回のプロジェクトで学んだ改善点 

1)アイデアスケッチ及びスケッチにて自分の作りたい物を表現をする力がない。

2)図面が描けない。

3)発砲スチロールなどでも細かいディテールを表現する力がない。

4)プレゼンボードで人に見せる為のイラストレータやフォトショップの技術がない。

5)アイデアをどんどん出して、発展出来ていない。

6)大まかに考えてばかりで細かいディテールをデザインしていない。

 

…などなど。上記の様になる結果だ。

 

以前から思っていたが、やはりアイデアを考える力も当然必要だがそれを表現する力がない。今回のプロジェクトではアイデアを考える時間 << <表現するための時間、という状態だった。また、マーカースケッチに初挑戦したがそのマーカ?探しやスケッチの練習にも時間がかかった。模型作り用の材料探しにも予想外に時間を費やした。当然のことながらイラストレータやフォトショップでの制作作業にも時間がかかった。この辺をどうにかクリアしないとアイデアを考える為の時間を作れない。今回のことで何が不足しているのかがよく知ることが出来て本当に良かった。これらをまずはなんとか解決して、今後はアイデアを出すために時間を使うようにしていきたい。 


 

長町チューター・プレゼンテーションにて