アイデアを形にする・
その1 「一人KJ法」
長町 志穂 (照明デザイナー)
アイデアが出ない、何をしていいのか解らないという経験は誰にでもあるはず。でも、訓練すればそういう問題からは開放されます。ここで紹介するのはアイデアを出すための方法の1つ。
今回は2.5時間という短い時間の中で簡単にKJ法でのアイデアの出し方を学びました。学んだことを生かすも殺すも自分しだい。どんどん自分流にアレンジし、改良を加え自分独自の方法にしてしまっても、それはそれでおもしろいかも。
自分ブランドのペットボトルを作ろう! |
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KJ法とは |
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KJ法 とは、 川喜田二郎 が移動大学の活動の中で考案した「創造性開発」(または創造的問題解決)の技法。多くの情報、気づきの中から関連の記事をグループにまとめていって、創造的なアイディアの展開や問題の解決の糸口を探り出す手法。用途に合わせていろんなサイズのカードを使って、テーブルの上で行うもの、各種の ワークショップなどで用いられている他、大学で経営工学などを専攻するとカリキュラムの中でこれを集中的に学ぶことが出来る。KJとは、考案者のイニシャルに因んでいる。 |
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自分ブランドのペットボトルを作ろう |
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KJ法を学ぶ要素として自分ブランドのペットボトルを作ろうという課題が出ました。その簡単な流れをご紹介します。ここでは段階、紙の数ともに少なく書いていますが、実際は机に乗り切らないくらいのものすごい数のポストイットを使用しました。 |
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まず、紙を用意して、そこに自分がペットボトルについて思いつく限りのことを書き出していく。 |
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1で書きだしたものはいったん忘れて、次に小さめの紙の束(ポストイットのようなもの)を用意する。 |
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2で用意したポストイットに、自分の価値観の中で、ペットボトルとはこうあるべきだ、こういうものだということを書き出していく(300円以下なら買う、フルーツなら100%、もち易い形が良いなど)。少なくとも100個以上は出せるはず。時間が許す限り、どんどん出していきます。 |
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次に、違う色の小さい紙を用意して、そこにカテゴリー(味、値段、色、売っている場所、対象年齢など)を書き出して並べ、その下に3で書き出した紙を、カテゴリー別に分けて並べる。とにかくすべて振り分ける。 |
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4でカテゴリー分けしたものをもう一度見直し、ちょっとちがうぞ、これはどうかなー、というものを省き、残ったものでぴったりはまるものから順番に上から並べていく。 |
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5で一番上にきたものをカテゴリーの紙とともに別紙に貼る(書き出すだけでもOK)。 |
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6で張り出したものをコンセプトとして、ラフスケッチを書く。出てきたアイデアの特徴を生かして、それを忠実にビジュアライズしていく。おもな特徴を3つとターゲットエイジ(対象年齢)を書いておく。これで、とりあえずラフスケッチが一つ出来上がりです。これをどんどん繰り返し、ラフスケッチを増やせるだけ増やし、その中から一番良いものを選んでプレゼンに備えます。 |
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Final Piece
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1.ポストイットによる項目のピックアップを整理
2.上記内容から、ラフスケッチ(注釈付)を作成し、ミニプレゼンを行う。 |
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ポストイットに、自分のペットボトルに対する思いや考えをどんどん書き出して貼っていく作業が、単純なようで一番難しかった。始め全然出てこなくて、何とかしぼり出していたけど、くだらないことでも何でも良いんだとわかってからは、どんどん書いていきました。 プレゼンテーションする時に、あらかじめ頭の中で言いたいことを整理して、メモをとるともっとスムーズにいったなと思った。
プレゼンが一番おもしろかった。ほかの人の作品を見るのも楽しかったです。
西森 容子 |
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