サンダヴィンチ設立理念10則(Concepts)
たまたま私の愚息がイギリスの芸術大学に入学、教育の在りかたについて
話を聞いていると日本とまったく違うことを知りました。判りやすく言うと作品の完成度を目標とせず、発想力や表現力、コミュニケーション力に重点を置き、制作のプロセスを説明する能力を評価するというものです。
たしかに我が国では業界が即戦力を求めるあまり、学校では作品の完成度や技術力を高める指導をすることになります。そうならざるを得ないのです。社会に出てからじわっと評価を高めていく人材は前者であり、だからここ10年来イギリスの芸術大学は世界一だと言われているんです。
サンダヴィンチの母体であるNON ASSOCIATESは私が創業した広告制作会社で、幸い多くの一流企業のクライアントに恵まれて46年になります。その間、数多く新卒生の面接を通じていろんな若者たちや作品に出会う機会をもちましたが、何かがもの足りないのです。
7年前、自分のこれまでの経験を生かしながらイギリス芸術大学の教育メソッドを取り入れたアート&デザイン塾をしたいとふと思い立ったんです。そのために、ロンドンのある芸術大学の教授に当初の1年間顧問をお願い し、サンダヴィンチの教育方針を作りました。結果、学校というのは将来に可能性をもつ原石を育てるところだという考えに行きつきました。そのせいか塾生たちは変わった個性を持つ、へそ曲がりの「とんがった」塾生ばかり で、少なくとも即戦力ある「オペレーター」を求めている会社には合わない かもしれません。だからやりがいがあるんです。
働きながら、また大学へ通いながら限られた時間と予算で効率よく学んでいる塾生たちを、わたしは応援しています。
